接着ブリッジ、ラミネートベニア治療、ホワイトニング

  • セラミック治療
  • ホワイトニング

こんにちは

今回は前歯を抜歯して接着ブリッジと隣3本の歯をラミネートベニアで治療された方を紹介させて頂きます。

患者は20代女性の方で

右上2番目の歯が割れて抜歯と言われた。いい方法はないか

他の前歯の歯も形や色をきれいにしたいとの主訴で来院されました。

そこで割れてしまっていた歯について

インプラント、接着ブリッジ、や従来型のブリッジ、入れ歯などについて利点、欠点を説明させて頂き

患者様の希望により今回は接着ブリッジにすることにしました。

接着ブリッジとは隣の片方の歯の裏側を1 mm以内の範囲で切削して

それを支えにしてダミーの歯を固定するという方法になり

従来のブリッジと比べて削る量がかなり少なくできます。

ただし固定する側の歯がほぼ削られてない健全な状態とできないという条件があります。

そして抜いた歯の隣3本はもうすでに大きくコンポジットレジン治療がされていたり

長さが短かったりという状態だったのでもう少し自然な感じで形を整えたいとの希望もあり

表面のエナメル質を0.3-1mm程度削って薄いセラミックを接着させるラミネートベニアという治療を行い

審美的な改善を図ることを計画しました。

右上2番目の歯を抜いて仮歯を装着し、半年ほど待つと

歯茎がだいぶ痩せてきたので結合組織移植(CTG)という上顎の歯茎を切って痩せたところに移植し

歯茎のボリュームを出してより自然に見えるようにするという治療も追加で行っております。

 

また患者様は歯の色が濃いのも気になるとのことでホワイトニングを行い、色が安定してから

ラミネートベニア、接着ブリッジという流れで装着を行っております。

 

抜歯後結果的に1年半ほどかかりましたが、患者様は満足されており、他の歯の治療も継続して行っています。

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    治療前

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    治療後

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    治療前

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    治療後

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    抜歯後2週間経過時の写真です。青矢印部が抜歯部位で仮歯の状態になります

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    自然で審美的な仕上がりになりました

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    青矢印部が接着ブリッジ、白矢印がラミネートベニアです

担当医
古橋広樹
治療期間、回数
1年6ヶ月程 20回程度(抜歯、抜歯後チェック、ホワイトニングなども含めて)
治療内容
接着ブリッジ ラミネートベニア ホワイトニング CTG(結合組織移植)
費用
接着ブリッジ 23万円 接着ブリッジ仮歯 8千円 ラミネートベニア 13万5千円×3本 ラミネートベニア仮歯 8千円×3本 ホワイトニング 3万9千円 CTG 4万5千円 全て税抜

リスク・副作用

強い咬合力や衝撃で割れたりかけたり取れたりすることがあります。 歯肉移植後は痛みや腫れなどがあります。 ホワイトニング後はしみることがあります。
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