こんにちは

今回は前歯のセラミック治療を行なった方について紹介させて頂きます

３０代男性の方で

昔事故で前歯を怪我して抜歯に至ってしまい、ブリッジをしていたが取れてしまった

やり変えてほしいとのことで来院されました。

そこでまず欠損部に対してブリッジやインプラントなどについて説明、相談させて頂きました。

今回は年齢、咬合関係や欠損した歯の隣の歯がそこまで削られていなかったこと等を考慮し

接着ブリッジという方法で補綴していくことで同意を得ました。

接着ブリッジとは一般的なブリッジと呼ばれる方法に比べて、できる条件が限られますが

片方の隣の歯の裏側に維持部を接着させるタイプのブリッジで

削る量も少ない上、見た目も良く、基本的に外科処置もいりません。

ちなみに初診時の時点で歯茎のボリュームが少なかったので

よりリアルに見えるように歯茎の移植も勧めさせて頂きましたが

そこは同意を得られなかった為歯茎の移植等はしておりません。

基本的な治療の流れとしては

まず仮歯で形態、機能的に問題ないかなどを相談しながら1,2ヶ月程経過観察を行い

問題ないと判断して型取りを行い、最終的なブリッジをセットという流れになります。

この方は欠損部の隣接面に歯石が沈着していたため、

先に歯石除去を確実に行い歯肉の腫脹などは改善させてから仮歯セット

経過観察後に型取り、ラバーダム下で最終補綴物セットという流れで行っております。

セット後は問題なく、患者様も満足されていました。